Chem. Asian. J.に化学教室150周年記念号

 東京大学理学系研究科化学専攻(化学教室)は、今年2011年に発祥150周年を迎えます。1861年、幕府の命によって九段に造られた「蕃書調所」の精錬方が、化学教室のルーツです。明治維新後、精錬方は幾度かの変遷を経て1877年に東京大学へと統合され、化学教室が誕生します。以来化学教室は日本における化学研究の砦としてさまざまな歴史を重ねつつ、現在まで続いてきました。


化学教室の化学東館。1916年竣工。

これを記念し、有力な化学の国際ジャーナルであるChemistry Asian Journalにおいて、2011年7月号が化学教室150周年特集号として刊行され、化学教室の歴史、過去の事績などが掲載されています。ぜひご覧下さい。



また現在150周年の歴史を紹介するビデオを作成中である他、11月27日には記念式典を予定しております(こちら)。ビデオはダイジェスト版を一般公開する予定ですので、ご覧いただければ幸いです。