3月6日 ノーベル化学賞記念シンポジウム
3月6日、東大本郷キャンパス薬学講堂にて、「ノーベル化学賞記念シンポジウム 〜大型放射光を使って生体分子を見る〜」が開催されます。当日は2009年ノーベル化学賞を受賞されたAda E. Yonath教授をお招きし、受賞対象となったリボソームの構造解析についてお話をいただきます。参加無料、記念品もありますので、ぜひご参集下さい。
Ada E. Yonath教授
◆ ノーベル化学賞記念シンポジウム
〜大型放射光を使って生体分子を見る〜
1.日時:平成22年3月6日(土)午後2時〜5時
2.場所:東京大学本郷キャンパス薬学講堂(薬学部総合研究棟)
3.プログラム
14:00 開会:岩澤康裕教授(日本学術会議第三部部長)
挨拶:文部科学省
挨拶:松本洋一郎東京大学理事・副学長
司会:若槻壮市教授(KEK-PF施設長)
14:20 講演1: Ada E. Yonath教授(2009年ノーベル化学賞受賞。イスラエル・
ワイツマン科学大学)
“Ribosome revealed by high brilliance synchrotron
radiation”
<約10年間、KEK-PFの放射光X線を使って、細胞中のタンパク質合成工場と言わ
れるリボソームについてその構造と機能を解明>
15:20 講演2:月原冨武教授(兵庫県立大学)「放射光による巨大な生体超分
子の構造研究」
15:50 講演3: 豊島 近教授(東京大学分生研、東大放射光機構)「放射光
が明らかにするカルシウムポンプのイオン輸送機構」
16:20 講演4: 大橋裕二東工大名誉教授(いばらぎ量子ビーム研究センター、
前国際結晶学連合会長)「放射光を利用した生物学・物質科学の新展開」
16:50 閉会:岩澤康裕教授(日本学術会議第三部部長)
4.主催:日本学術会議
共催:日本放射光学会、日本結晶学会、日本蛋白質科学会、
東大放射光連携研究機構、理研SPring-8センター、KEK-PF
5.参加費:無料、記念品あり
本件問い合わせ先:
尾嶋正治(日本放射光学会会長、東大放射光機構)Tel: 03-5841-7191