2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
6歳から化学実験に取り組んでいたというRobert B. Woodward(1965年ノーベル化学賞受賞)の例を引くまでもなく、早い時期から化学の現場に触れることは、優れた化学者になるために重要なことです。そんな機会を作る試みの一つとして、「夢・化学-21」があり…
7月24・25日の両日、神奈川県葉山町の「湘南国際村」にて、夏季化学英語演習特別コース(Summer Intensive Course of Academic English for Chemistry in Shonan)が開催されました。当拠点では英語学習を重視し、博士課程・修士課程の学生を対象として英会話…
当GCOEの推進者の一人、水野哲孝教授の論文が、権威ある化学誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載されました(Angew. Chem. Int. Ed. Early View DOI: 10.1002/anie.200902681)。ここでは今回の論文と合わせ、水野教授の研究を簡単に紹介し…
21日、理学部化学本館5階講堂にて、「第7回ZESTY NETWORK(*)セミナー」が行われました。これは昨年度より開始された、ポスドク・若手教員・博士課程学生を対象とした英語による交流セミナーで、2ヶ月1度の割で開催されます。演者は自分の研究成果を20分間ほ…
近年、我々の生活に最も浸透した材料といえば液晶が挙げられます。携帯電話、大型テレビ、そしてあなたが今見ているであろうコンピュータのディスプレイなど、液晶技術は日本を支える基幹産業と呼んで全く差し支えないでしょう。 工学系研究科・化学生命工学…
当GCOEは理学系・工学系の4専攻から成っていますが、まず今回は理学系の化学教室の建物をご紹介。 化学教室は「化学東館」「化学本館」「化学西館」などいくつかの建物に分かれて入っています。このうち化学東館は1916年(大正5年)完成と、歴史的建築がひ…
「物質とはなにかを極め、新しい物質を作りだす。」 この二面性は他の自然科学にはない化学の魅力です。そして理学から、工学、薬学、医学、農学、さらに産業技術にまで切れ目なく続く広がりを持つ学問が化学です。 近年、日本の化学研究は世界を先導する水…