オープンキャンパス

 8月6日、高校生のための東京大学オープンキャンパスが開催されました。理学部の化学教室でも研究室を開放し、高校生たちの見学を迎え入れました。理学部では合計約3300人、化学教室だけでも約640人が訪れるという盛況となりました。今回、このブログ担当者が理学部オープンキャンパスの運営委員であったため、工学部の方には足を運べませんでしたが、おそらくこちらでレポートがあるかと思います。


化学教室受付のようす。

 化学教室では12の研究室を4つのコースに分け、1ツアーでそれぞれ3研究室を回ってもらう形をとりました。各研究室ではそれぞれ、高校生に化学の魅力を伝えるべく工夫を凝らしていたようです。なお、今年理学部のスタッフは、そろいの青いTシャツに身を包んでいます。



大越研での解説。大盛況です。


松尾研、岡本助教は小道具をたくさん用意しての解説。



舞台装置に力が入っていた塩谷研。



細胞が見えた!(小澤研)。

また、理学部1号館・小柴ホールでは、学生による講演会も行われました。化学教室からは中村研の本間達也君と西山枝里さんが登場、巧みな話術で場内を沸かせていました(本当にびっくりするくらい上手かったです)。


掛け合いも見事な本間・西山コンビ。


理学部本部ではこんなコーナーもありました。

来場者には楽しんでもらえ、研究の現場を目の当たりにして強い印象を与えることができたようです。中には4コースを全て制覇した強者の高校生さえいました。また、来場記念に配布した、名刺大の周期表なども好評であったようです。



なんと神戸からやってきて、3コースを回ってくれたお二人。
どうもありがとうございました。

 アンケート結果では「面白かった」「最先端の研究の場に触れられてよかった」等の感想が多数を占めましたが、「難しかった」との声もいくつかあったようです。また、研究室での説明だけでなく、短時間で研究の様子や成果を眺めることができるパネル展示などもあってもよかったのではという話も出ました。このあたりを踏まえ、来年はよりよいオープンキャンパスにできればと思っております。

 ということで、ご来場いただいたみなさま、スタッフとして関わってくれた方々、どうもありがとうございました!