最近のGCOE

東京大学のロゴマークは、イチョウの葉をデザインしたものです。それだけのことはあって学内にはイチョウの木がたくさん並んでいます。今はギンナンの実がぼろぼろと地面に落ちてまあ少々臭かったりするのですが(^^;、これから美しく黄葉して目を楽しませてくれるのではと思います。

さて最近の情報。昨日、中村教授・松尾教授(理学系研究科化学専攻)、佐藤博士(ERATO中村活性炭素PJリーダー)から、高効率有機薄膜太陽電池の記者発表がありました(プレスリリース論文)。以前もご紹介したフラーレンを用いる太陽電池の発展形で、世界最高レベルの変換効率を実現しています。


用いられるフラーレン誘導体の一種。

Advanced Material誌に、加藤隆史教授(工学系研究科化学生命工学専攻)の液晶物理ゲルに関する論文掲載。表紙に選ばれました。

Angew. Chem. Int. Ed.誌に、水野哲孝教授のケイ素の酸化に関する論文掲載。Hot Paperに選ばれています。また、以前取材に答えていただいた内田さやか助教が、大学院総合文化研究科の准教授へご昇進されました。

橋本和仁教授が、中国の東北師範大学より名誉教授の称号を贈られました(こちら)。

今回はとりあえずこのへんで。こうした情報、今後も充実させ、Twitterなどの活用も検討してゆきたいと思っております。